2017年03月17日

メタルインレー


写真 2017-03-17 14 28 12.jpg


直接法修復の技術の進歩があっても、やっぱり必要になるのが間接法修復であります。
CRで充填して終わらせたくても実質欠損の規模が大きければ、それがかなわなかったりするわけで、そのときは間接法をとらざるをえないからです。

最近では2級充填のための優れた器具やテクニックが開発されているので、充填の適応が広がっています。とはいえ、できないときはできないのが2級充填であって、ときにアンレーの必要性を呈する場合もあり、時間的制約を考えると充填での対応を断念せざるをえないことがあります(自費診療なら別かもだが)。


極めて適合のいいインレーにたまに遭遇しますが、そこにはどこか美しさがあります。時代遅れのガッデム金合金である金パラインレーといえど、良い仕事の末に合着された姿には否定できない尊厳があります。歯科理工学の理論と歯科技工に裏付けられた精度で作り上げられたそれは、本当に綺麗に適合する。ときに石膏模型に起こしたときにマージンにギャップが無いぐらいの適合をみせることもあるようです。

私はメタルインレー修復に慣れた世代で、この保存修復技法が嫌いでもそれ以外もないのですが、金パラは好きではない。パラジウムが投機対象になることと生体毒性を否定できないところが気にくわないのです。真偽はわから無いけれど、メタルインレー修復は本来は金箔充填の進化系であって、金合金インレーが正道ではないかと思っています。

その金合金インレー、良いものですが患者さんウケはあまりよろしくない。若年者もご年配のかたも、例外がありません。
なるべくメタルを口の中で使わない歯科治療が求められる趨勢もありますが、金合金インレーは、ようするに「金歯」のイメージが強くて拒否反応が出るようです。化学的に安定した合金であることに加え、ほのかに明るく暖かな、あのなんとも言え無い恬淡さが気に入っているのですが、確かにメタルですものね。


ところで金沢といえば最近、金箔ソフトクリームが有名らしいですね。はんぱねえ
加賀市には美味しいブロッコリーがありますよ。うーん地味
 
posted by ぎゅんた at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 根治以外の臨床 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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