2016年04月08日
古いままでもいいじゃんかコノヤローと思わないでもないが
持ち歩くことのある電子デバイスに iPad mini がある。
私は、スマホは持たずガラケーを使用している。携帯電話というのは、通話が出来てメール機能があればそれだけで十分に素晴らしい。ガラケーは時代遅れの産物といえど、私には十分に間に合っている。
iPad mini はメモ帳と電子データを観覧する使い方がメインである。すぐに忘れてしまいそうな思い付きを文章化しておけることと、多量の.pdfデータを持ち運べるところがありがたい。ネット接続はフリーWiFiが走っている場所でないと行えないが、特別な不便はない。
いままでずっと「重くなる」ことを忌避してiOS6を使い続けていたのだが、世間のiOSはいまやver9.3という時代。新しいアプリのなかには、iOS6非対応のものまで出てきた。この影響は昔ながらの定番アプリにもみられ、起動した直後にシャットダウンされるとか、極めて不安定な動作を表すようになっていた。そのうち、起動すらしなくなってしまった。
改善するための対処法は、iOSを現行版にアップデートすることである。使い慣れたOSのままでいたいと願うユーザーがいても暗黙のうちに無視される。古きものを恒久的に使い続ける精神は現代の電子デバイスには許されないのである。
iOSのアップデートが嫌なのは、スペックの低いiPad miniにおいて、パフォーマンスの著しい低下が懸念されるからである。ここで私は、環境の変化に適応できる個体こそが生き残ることができる、みたいなことを述べていたダーウィンを思い出す。アップデートはしたくないが、iPad miniを生き残らせるためにアップデートを呑まねばならない。
そんなわけでアップデートしてみたところ、アプリたち正常に動作するようになった。Facebookも、起動してくれるようになった。Safariやメモ帳も、突然のシャットダウン起こさなくなった。しかし、パフォーマンスの低下だけは残念だ。すべての入力がすべてディレイがかった感じでモッサリしていて気持ちが悪い。夏休み明けの肥満児かお前は。MovaからFomaに変わった時のような違和感といえば、分かっていただけるだろうか。
携帯はずっとガラケーのままでいよっと。
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イヤ?ほう、イヤですか?なら、スマホをお買い求めください(笑)
コメントをありがとうございます
先生もガラケーをお使いなのは、以前にお会いした時に「あ、先生もガラケーですか僕もですグフフ」みたいな会話をして覚えていたので、きっと、この記事に反応してくれるだろうと確信していました(笑)
ガラケーがスマホになる未来が全くないので、お会いした時はハグしまくりんぐでお願いしたいです。残念なおしらせとしては、直近の、札幌で開催される日本歯科顕微鏡学会に冠婚葬祭関連ラッシュで参加できないことです。先生の講演を拝聴できないんであります。
久々の北海道で、かつての旧友たちや恩師に是非とも会いたいとも思っていたのですが。あと、狸小路近くの、学生時代に札幌に出た時によく食べに行ったカツ丼屋にもいきたかったにですが、タイミングが悪いものです…