2015年06月28日

(明るい人生計画)朝型人間への転換

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高校や大学や勤務先は、とにかく家から近いことを最優先する人生を送ってきた。遅刻が決して許されないからである。これはタテマエ。朝ギリギリまで寝ていられるからである。これがホンネ。

朝、目が覚めたら、時刻を確認して「まだ寝れる」ことを理解して再び夢の世界へと舞い戻る。二度寝は人生における最大の合法麻薬であるといまでも信じている。しかし勿論、麻薬はダメゼッタイ。
畢竟、早起きをすることになるのである。

早起きと縁のない人生を送ってきたにせよ、早起きは人生にも健康にも善益をもたらす習慣であることは知っていた。自分の習慣にできなかっただけだ。いつも三日坊主だったのである。

また、早起きしてもやることが特になかった。勉強?とんでもない!読書?ゲーム?夜と違って気分が乗らない!俺は朝は不向きなんだ夜型人間なんだ。

酒もタバコものまない人生にせよ、身体に無理が利かなくなってくればいよいよ「おっさん」期の始まり。夜型遅朝生活を続けていると身体がどうにもシンドくなってきたのだ。老朽化で煤とヒビが入り始めた鉄筋コンクリート建造物と思いねえ。加えて、勉強不足が原因で変化起伏刺激のない安楽な生活を甘受していることへの反省と焦りがあった。「釜中の魚」そのものである。火をくべられれば茹で上がってしまう。まだ温度が低いだけで、既に火がくべられているかもしれない。いまのままでは危険だ。

本棚には、高校生の頃に購入した「朝型人間の成功哲学」があった。塾をサボって本屋に行った時に買ったことを覚えている(その本屋は、去年の暮れになくなってしまった)。手元には、図書館から借りてきた「三週間続けられれば一生が変わる」があった。

「朝型人間の成功哲学」は、夜型から朝型に変えることのメリットが、実例と著名人の寄稿付きで説明されている。私が、早寝早起することを強く意識する契機になった本だ。「三週間続けられれば一生が変わる」は、習慣づけの偉大さを綴った啓蒙書で、手始めに早起きを習慣にしようと自然に決意させてくれる名著である。

早起きをしてなにをするか。思いつくのは、散歩や読書、仕事の準備などである。まずは、より良い人生のための投資の時間にあてたい。立身出世である。毎朝、30分だけでも学習の時間を確保すれば、年間累積で想像以上の時間を確保できることになるからである。世にいう「成功した人たち」は(早起きかどうかは別として)、間違いなく勉強家である。だから、真似をすればよい。勉強は成功するための必要条件だ。残念ながら十分条件ではないことには注意が必要だが、勉強しなければ失敗することは確かである。

そんなかんだで、とりあえず早起きを習慣にしようと考えた。

早起きとは言い難いかもしれないが、6時起床を目標にした。経験上、私の生理に合致した睡眠時間は6時間であるので、24時前に就寝しなければならない。睡眠時間を削って早起きしても、ツケが回ってきて頓挫してしまうことを何度も経験済みである。そこで、まずは早起きすることを別にして就寝時間を早めることを習慣にした。最初は早寝遅起きでもよい。早寝が習慣になってから、起床時間を早くすれば無理がない。例え二度寝したとしても、目が覚めるのが6時であればよい。起床後の時間を二度寝して過ごしただけである。そのうち、起きて別のことをしようという意識が湧いてくる。そうすればしめたものだ。本を読むなり散歩するなり、仕事に出かけるまで好きに過ごそう。

早朝の時間の流れはゆっくりしていて余裕があり、気持ちが良い。他人からの干渉が最小限で済むのもありがたいことだ。好きなことに没頭できるからだ。健康に良いかどうかは今のところ不確かだが、少なくとも悪影響は及ぼさないだろう。

斯様なわけで、私は早起きを習慣にすることを強くオススメしたい。

悔やんでも仕方がないが、子どもの頃から早起きを習慣にしておけばよかったと痛恨の痛感をしている。
なぜオレはあんなムダな時間を……(画像略)
 
posted by ぎゅんた at 10:13| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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